ゲームとマンガを消費し続けた存在が、人間関係もねらっていくにあたっての備忘録です

あと5ミリずらしたら戦えそうな文を、5ミリずらさないということ

 梅の花がきれいだからといって、僕たちは空を飛べない。

 

 そういうことを、忘れないように。

 

 

 散文というか、箇条書き。なんか書けという声を頂いたので最近考えたことを羅列しておこうと思う。ありがたい話だ。言及の墓標。


・まえ文体の話したときに少し触れたけど「○○だが」っていうのほんと印象悪い。あれは省略することで文字数を抑えられるオタク仕草と学術書ほか偉そうな文章あるあるの「○○だが、であるが」的文体が夢のコラボレーションをしてしまったインタ―ネット文化なんだろうけど、にじみ出る偉そう感に涙がにじむ。オタク同士のコミュニケーションではわりと違和感なく使ってしまうがゆえに、インターネットでしかも偉そうなことを言うときは絶対に避けたい。なんかわからんけどインターネットオタクというより狭いインターネットでインテリしてる人間の方が言葉遣いが悪い気がするんだけどそのへんって誰かに殴られないとなかなか気づかないし情報交換にはわりかし便利なあたりたちが悪い。

 

・学問、分野ごとの断絶が激しくて激しくてふるえる。分野によって常識や方向性、テイストが軸を異にする。社会VS大学みたいな構図はわかりやすいけど全然実像ではないけどそれを実像じゃないと叫ぶのもまたくだらなくて。文系理系とかいうのでまだ騒いでいる人類なにもんだよとか思わなくもないけど思想は自由なので。大学の数減らせばいいんだよな、勉強した人間以外大学行けなくすればもう少しまともな議論ができると思う。べつに大学行って勉強しないならさっさと働いたほうが社会的にも各自にとってもありがたい話だと思うし、変な大学つくるくらいなら小学校の算数の復習とかする施設つくったほうがよほど国益にかないそうな気もする。できるできない以前に知らない科目とかいうのがあるのが本来悲しいことで、引け目と諦念が前へ進む力になるはずなんだけど、ちょっと社会活動をするとやってません文系なので!AOなので!みたいのがごろごろしてるのは確かだと思うしそこまでして何を学ぶんですか感もあるし、あと勉強が“好き”と“嫌いじゃない”もまた全然違う話なので難しい話ですよねおしまい。

 

・勉強オタクについてなんですけど、やっぱ羨ましい気持ちはあるんですけどあれは趣味が実益を兼ねてるから羨ましいのであってべつに偉くはないというのを勘違いしないようにしましょう。

 

漫画村、無くせるわけがなくてなんでかっていうとユーザーインターフェースがとてもよいし、例えば僕なんかからすれば図書館で借りるのと意識ほとんど変わらないからで、もちろん叩いたりするのは当然だし方向としては正義だと思うんだけど、利用者に喧嘩売ってもあんま意味ないし、本を買う人間基本的に資本レベルが高いので、けっきょく金持ちがなんか言ってるぜという反発が生まれるし戦うのは無意味ですよね。大事なのはうまいこと漫画村を全部買い取ったり、負けない仕組みをつくったりすることだと思う。と思ってたところに実はサイトひらいたらウイルスがどうのこうのみたいなデマが流れててリテラシーゼロ層をうまく狙った話だと思いましたがやっぱりこれも対処療法に過ぎないよな。

 

・死ぬの基本的にめちゃくちゃきついと思うし僕も40℃が1か月続いたころはほんと死ぬとかそういうことをこねくり回すひまもなかったのでやっぱり死ぬのはダサい。時代は生存。死をかっこよく使った文が書ける人間は、生きたい人間だけだということをもう少し共有したい。インパクトの強い言葉でうまいこと言ったと思ってる文、99%はダサい。

 

・趣味という言葉、オタクとノンオタクで解釈がだいぶ違っている気がする話。オタクにとっての趣味、なくなると死ぬものなのでそういうつもりで会話してて食い違うことがあった。仕事に全振りしてるような人間の語る趣味は別の意味言語だと思ってとらえたほうが齟齬が少なくてよさそう。

 

・頑張るのは大事だし人と仲良くするのは大事だということ。インターネットには異常者が多いのでそういうのをが心底無理で本心から否定して生きている方もいて、それは生き方だと思うけど、基本的には頑張るのは大事だし人と仲良くするのは大事で、そのへんで逆張りしてるオタクはダサい。多様性に引っ張られるのはおそろしいことなので、芯がないなら多様性チャレンジは本当にやめた方がいい。カリスマ性のある異常者は強いけど、異常者であることをくれぐれも忘れないように気をつけないと凡人は死ぬ。

 

・1人の相手と純愛n年はかっこいいし倫理性が高いのでどうしても信仰したくなるのはわかるんだけど、純愛パーソンの恋愛論ほど参考にならないものもないので話半分に聞くのがよい。やつら倫理がしっかりしてるからやたら人生に自信持ってんだよな。

 

・はあちゅー、童貞まわりの感覚以外まともなのほんとうに怖い。燃えてるときは炎上芸でマーケット絞ってるんだろうなって見方してたんですが謝ったり撤回しだしたあたりから本気だったんかって驚いてしまった。それだけでもいいんだけどもう少し話を拡張すると、結局すべてがわかってる人間はどこにもいなくて、鋭いことを言える人だってすべてにおいて完璧な突っ込みはできないんですよね。特に学問と違って体系化されてない知ってると思ってる文化っていうのが一番くせもので、メディアはなんでも言及させたがるし、どうしてもズレたこと言うタイミングって生まれてくるんだろうなって思った。それをズレてないと思うところから地獄が始まるっぽい。

 

徒然草苦手なんだけどあれは同族嫌悪だと思う。

 

ツイッターは弱者に優しいけど、やっていくしかないときはやっていかなきゃいけないんだとは思う。できるかはともかく、スタンスはね。

 

 

がんばろー!おー!